時々学生さんと話す機会があるときに、僕自身こんなやりとりをします。
(最近読んだ書籍にも同様のエピソードが書いてあって驚きましたが)
彼らは、自分の夢と称して『○○の資格をとって就職して、数年後には独立したい』と語ってくれます。
でも、僕はそこで少し厳し目に言います。
『それは、君の願望、欲望。夢にはならないな。
たぶんオトナ(ホント)の夢ってのは、社会の中で己の役割をきっちり果たしながら、その先にある自分が何かに対してできることだ。
厳しい言い方すればその資格は役割を果たすための最初の道具に過ぎないよ。』

とある老舗旅館を改装した小料理屋。
そんなオトナの夢を胸に秘めそこに集まった面々。
税理士、セラピスト、トップビジネスパーソン、デザイナー、移動販売大学校長、議員秘書、治療家、一流シェフ、カウンセラー、サロン&スクールオーナー。

肩書きだけでは言い尽くせない面々。
日々黙々と己の役割を果たしつつ、企てという名の夢を語り合うためにその会は催されました。
今回のプレゼンターは移動販売大学校長。

震災支援のための数度にわたる支援活動をプロジェクターを使ってレクチャー。


実は彼、この震災が“きっかけ”で支援活動をしたのではない。

9年前のある出来事をきっかけに、移動販売業をしながら「そんな時がきたら…」とその思いを温め発してきた。

温め発してきたからこそ、今回の震災のときにあらゆるところから連絡が来た。
「いくんだろ?手伝うよ」
だから今回すばやく、あらゆるルートを活用でき、ひとりだけでない様々な人の支えの中で支援活動につなげられた。

それでもすべてが予定通りにいかない現場でやれたこと、やれなかったこと。
今、そこに必要なモノ、ヒト、コト。
同じ立場でないからこそ受け止める感性が違う。

こんなオトナがいることを、もっと広く知らせなきゃ。
企ての素地を黙々と造る作業はこうして続くのです…。

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